おはようございます。
もち子とすし子です。
今日は【困ったら”助けて”って言える環境】
について書いていこうと思います。
先週の木曜日、14時半ごろ
ピンポーンとすし子の家のインターホンがなった。
出てみると、すし子の家の2軒となり
長男の同級生の女の子(Aちゃん)が玄関前にいた。
この日は学校が早く終わった日で、
長男は帰ってすぐ友達を遊びに誘うため
家まで迎えに行ったところだった。
玄関にいるAちゃんを見て、長男と遊ぶ約束をしていたのかと思い
「今長男、友達の家に行ってるんだけどAちゃんも遊ぶ約束してた?」
「もうすぐ友達連れて帰ってくると思うから一緒に遊ぶ?」
とAちゃんに尋ねた。
Aちゃんは何も言わず、首を横に振った。
(あれ?いつもと様子が違うかも・・・?)
(なんかあったのか???😳)
「どうしたの??なんかあった??」
すし子がAちゃんに聞くと、小さな声でAちゃんが答えてくれた。
「家の鍵を無くしちゃって。」
Aちゃんから話を聞くと、
朝学校に行く前にランドセルに入れた覚えはある。
帰りの支度をしている時に学校で落としちゃったのか、
帰り道に落としちゃったのか覚えていない・・・
との事だった。
お家に入れない。
鍵がない。
鍵をどこでなくしたか覚えてない。
「大丈夫だよ👍うちでお母さん帰ってくるまで待ってればいいよ。お母さんにLINEで連絡入れとくね😊」
と話したら、Aちゃんは小さく頷いて
少し笑顔になってくれた😌
玄関に置いてあるランドセルと荷物を取りに、Aちゃんの家へ一緒に行く時、
Aちゃんの手を触ったら、すごく冷えていた。
「よく、うちに言いに来てくれたね。不安だったよね。言ってくれてありがとう。」
とAちゃんに伝えると、
Aちゃんは小さく頷いた。
お母さんにもちゃんと連絡出来て、
Aちゃんもすし子の家で楽しく遊んで
めでたし、めでたしでした😊✨
うちのインターホンを鳴らしてくれたAちゃん。
きっと
大事な鍵を無くしちゃった不安や
無くした事を伝えなきゃいけない緊張、恥ずかしさ。
いろんな思いがAちゃんにはあったと思う。
自分が困った状況になって、
その場に親が居ない状態。
そんなどうしたらいいかわからない時に
親じゃない、近所の友達のお母さんに
【助けて欲しい】を言えた勇気。
これは簡単に言える事じゃなかったと思う。
きっと勇気を振り絞ってインターホンを押したんだと思う。
どんな時でも、親が近くに居なくても、
困ったら誰かに助けを求めていい。
すし子に言いにきてくれたってことは、
Aちゃんにとって私と言う『友達のお母さん』は、
《何かあったら助けを求めてもいい》と
思ってくれていたのがとても嬉しかった。
子供は大きくなるにつれて
いろんな経験を通して、
いろんな感情になることを学ぶ。
失敗したら恥ずかしいと思ったり、
素直に言う事ができなくなったりする。
今まで何とも思わず言えた事が
どんどん言いにくくなっていく。
でも、子供たちには
困ったら誰かに助けてを求めていい。
一人で我慢しなくていい。
と言う事を覚えておいて欲しい。
すし子は毎朝、長男が登校する時間に
家の前の道に出て、うちの前を歩いていく子供たちに『おはよう』と声をかけている。
すし子は『おはようおばさん』なのだ。
おはようと声をかけて、
返してくれる子もいれば、
手を振ってくれる子、
軽く会釈をする子や、
そもそも目も合わない子。
いろんな子が同じ地域にいるけど、
毎朝おはよう言ってるおばさんって
覚えててくれたなら、
その子達が何かあった時、頼れる大人でありたいと思って、毎朝おはようを言っている。
何かあったら大人に頼っていい。
頼る事は恥ずかしいことでもなんでもない。
困ったら助けてって言えばいい。
子供に限らず、大人もみんなが
素直になれる環境が作れたらいいな
と思ったすし子でした😌❤️